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MISSING映画ネタバレ解説!結末や原作元ネタについて

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今回は「MISSING映画ネタバレ解説!結末や原作元ネタ」についてご紹介します。

2024年5月に放映された映画【MISSING】は、6歳の娘が突如行方不明になった母親のお話です。

SF系などではなく、実際に現実でも起こりえる問題がモチーフとなっている映画で注目されていました。

世間のバッシング等に負ける事無く娘を探し続ける母の話ですが、その展開は壮絶なモノです。

ここではそんな【MISSING】のネタバレを含みながら、犯人や結末、元ネタとなった話などを調べて紹介していきますね!

この記事で分かること
  • MISSINGの結末はどうなる?
  • MISSINGの犯人は誰?
  • MISSINGには元ネタ原作があるの?

 

MISSING映画ネタバレ解説!結末はどうなる?

MISSINGの結末としては、主人公・沙織里の娘は行方不明のまま見つかる事はありませんでした。

沙織里は娘を見つけるためにビラ配りは筆頭に、記者などの伝手を頼った情報収集名とも行っていました。

SNSでどれだけの誹謗中傷を受けても、娘を見つけ出したいという想いだけで生きていると感じさせてくれますね。

作中では類似する事件が発生して、娘の手掛かりになればと沙織里も率先して事件解決の手助けを行います。

しかし、娘だけが戻って来る事なく、沙織里は事件発生から2年が経っても娘を探し続けるビラを配り続けていました。

それと同時に子供達を護りたいという想いから小学生の登下校見守りボランティアに参加するようになっていきます。

娘は戻ってきていませんが、子供達の姿を見ていると前を向いて生きてと娘に言われている気持ちになる沙織里が印象的なシーンで終わりますね。

実際にお子さんが行方不明になった母親は、何年経ってもその傷が癒える事はありません。

沙織里のように前を向けるようになる事も大切ですね。

 

MISSING映画ネタバレ解説!犯人は誰?

MISSINGでは明確に犯人が出てきていません。

というのも、この映画は娘が行方不明になった際に世間からは「両親が犯人だ!」というバッシングが描かれています。

このバッシングの理由も、父親である圭吾が娘の美羽が行方不明になった際のインタビューや警察での事情聴取などの発言の怪しさでした。

そのため、世間では両親がというよりも父親が怪しいという事で嫌がらせを受けるシーンも描かれています。

のちに父親である圭吾が隠したがっていた秘密が誘拐などではなく「事件当日に違法とばくの店にいた」という事実でした。

その後MISSINGの舞台は2年後を描かれますが、娘の美羽は最後まで見つかる事無く終わっています。

この作品では「犯人を追及する」というものではなく「娘を失った母親の心境」を強く描いていますね。

故に明確に犯人を特定する事がなく、最後まで犯人は見つかる事はありませんでした。

ハッピーエンドではない点がリアリティを高めていますね

 

MISSING映画の原作元ネタについて

MISSINGは映画になるにあたって、元ネタといわれている事件があります。

それは【山梨キャンプ場女児失踪事件】とされていますね。

2019年に起こった事件であり、行方不明になったのは当時小学一年生の女児でした。

この時警察やボランティアの努力もむなしく女児を発見しませんでしたね。

MISSINGの元ネタがこの事件と言われて大きな理由は、母親へのバッシングでした。

女児が行方不明になった際に母親はチラシを配ったりなど様々な捜索に力を入れていました!

しかし、SNSではその姿が「母親が犯人だ!」「こいつが怪しい!」などの根拠のないバッシングが広がりました。

あまりにも酷いバッシングもあり、中には逮捕者が出るほどでしたね。

結果としては2022年に女児と思わしき白骨が発見された事からこの事件は幕を閉じました。

MISSINGでは明確に娘の死が描かれていませんでしたが、類似点が多い事から元ネタはこの山梨キャンプ場女児失踪事件と考える視聴者は多いです。

子供の為に頑張る母親に対する心もとない攻撃は現実でも多いですね

 

まとめ

以上、「MISSING映画ネタバレ解説!結末や原作元ネタ」についてご紹介しました。

要点まとめ
  • 娘が見つからないまま終わる結末
  • 犯人は最後まで分からないまま終わる
  • 元ネタは山梨キャンプ場女児失踪事件の可能性

MISSINGは、行方不明になった娘を探す母親の心境が丁寧に描かれていた映画です!

また、母親に対する世間のバッシングもリアルなモノでした。

最終的に娘が見つかるという美しい最後ではなく、犯人も娘の安否も分からない後味の悪さがMISSINGのリアルさをより追求したとされていますね。

さらに元ネタとされる事件でもSNSを利用した心もとない誹謗中傷があり、その行為で被害者家族がどれだけ傷つけられたのかもわかりました。

爽快感や感動的なものではないですが、実際に事件が発生した際の家族の心境を知るにはもっともな作品ですね。